この記事内容のボタン修理は下記のような症状の際に有効で、ラバーパッド・シリコンパッド・ゴムパッドと言われるDualshock4部品の交換について解説しています。
- ボタンが反応しない
- ボタンが反応したままになる
- ボタンの反応が悪い
- ボタンが凹んだまま戻らない
- ボタンの押し心地がおかしい
動作しない現象とコントローラーの状態をしっかりと把握すれば、不良パーツが的確にわかります。導電性フィルムが悪い場合があるのでボタン故障時のトラブルシューティングについてはこちらを参考にしてください。
この記事の目次
必要なラバーパッドと購入方法
PS4コントローラーにはJDM-〇〇〇というように基盤ごとのいくつかの種類に分かれており、ラバーパッドの種類や形が異なります。
PS4コントローラーの種類の見分け方についてはこちらを参考にしてください。
ラバーパッドについては海外通販AliExpressで1セット50円くらいで購入できるので、そちらで購入したほうが安いです。
AliEXpressは安い分品質が少しばらつくことがあり、届くのに1ヶ月以上かかるのが弱点です。品質に当たり外れがあるので2店舗ほどリンク張っておきます。
コントローラーを分解
コントローラーの型式を調べるために分解した人もいるかと思いますが、ラバーパッドの交換自体は簡単です。分解することが少し難易度高め。
分解方法については下記リンクの記事で解説しています。
フロントシェルまで分解出来たらラバーパッドの交換ができます。
参考PS4コントローラー CUH-ZCT1Jの分解方法
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参考PS4コントローラーCUH-ZCT2Jの分解方法
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ラバーパッドの交換
◎×△□、十字キー、PSボタンのラバーパッド交換
分解を終えたら、ラバーパッドを手で簡単に取り外すことができます。
これを新しいラバーパッドに交換すれば主なボタンのラバーパッド交換は終わりです。
ラバーパッド交換だけでなく各ボタンパーツも簡単に取り外すことができるので、掃除もついでに行うとかなり綺麗になります。
L1R1/L2R2のラバーパッド交換
まずL1R1/L2R2のボタンを取り外しましょう。
L1R1はそれぞれ2か所の爪でひっかけてあるだけなので、この2か所を外せば簡単に取り外すことができます。
L2R2のボタンは嵌めてありますので、手で頑張って外します。嵌めてある軸のところに工具など入れて外すと傷がついてボタンの動くが悪くなるので、極力手でL2/R2は外してください。
各ボタンが外れたらL1R1/L2R2のラバーパッドが見えるのでそれを外して交換します。
このラバーパッドの形状が違う人はおそらくJDM-〇〇〇の型式違いで間違って購入してると思うので、また購入しなおしてください。
ラバーパッドを交換しても直らなかった場合
ラバーパッドを交換しても直らなかった場合は以下2点の原因が考えられます。
- ラバーパッドの品質が悪い
- 導電性フィルム(キーパッドフレックスケーブル)が不良
ラバーパッドの品質が悪い
AliEXpressで買ったものなどは品質にばらつきがあることがあるので、反応が悪かったりすることもあります。
もしラバーパッドの黒い部分(接触部分)がざらざらとした感じだと接触不良になってボタンが反応しないことがあります。
ラバーパッドの黒い接触部分はできるだけツルツルになっていることが、品質の良し悪しになります。
導電性フィルムが不良
ラバーパッドが原因ではなく導電性フィルムの断線が原因の場合があります。
フィルムの色はコントローラーの型式によって緑だったり、青だったりします。
導電性フィルムの交換方法については下記の記事で解説しています。
ボタンの修理なら安くできる
ラバーパッドは50円くらい、導電フィルムも300円くらいなので材料だけで言うと500円以内で可能です。
道具などを含めればもう少しお金がかかりますが、それでも新しいのを買うよりかはかなり安くなりますし、長期的に使いたい人は今後壊れても自分で直せるスキルが身につきます。
チャレンジしてみたいって人は一度やってみてはいかかでしょうか?
ラバーパッド交換はは慣れたらすごく簡単ですよ。